陸上トレーニング

テイクオフ成功の法則



ミスターテイクオフの実践と効果

 

ミスターテイクオフ(MR Evo. Type1)の練習ビデオを東京の舟木さんが送ってくれました。けっこう上手く立っていますが、おもいっきり下を見ています。耳にタコができるほど「下を見ないでください」と言っているのに...です。

 

 

このMRで改善いただきたいことは、まずは「下を見ないテイクオフ」です。なぜそれが重要なのかは無料レポートに書いていますので、まだの方は是非お読みください。

 

 

 

プローン・ホバリングですでに下を見ています。

 

 

 

プッシュアップでも下を見ています。そして、プッシュアップが真上になっているのもNG。真上に持ち上げるのではなく、スライドアップすると同時にノーズを地面に押し付けることで加速するテイクオフが可能になります。また、両足も前に出やすくなります。

 

 

 

前足が先に出ているので、後ろ足の位置があいまい(前すぎ)になっています。たしかに前足の位置は重要ですが、後ろ足をしっかり置いてからの方が前足の位置も正確になります。

 

 

 

テイクオフ完了ですが、下(波のボトム)を見ています。このとき視線は波のトップ(5メートルほど先)をイメージし、そこを見てほしいのです。それによってMR練習が楽しくなるし、すぐに実践とリンクしていきます。テイクオフで加速し、波のフェイスを駆け抜けることができます。

 

 

下を見ないで立つ。簡単なようで、これができません。なぜかといえば、下を見ないで立つための筋力がじゅうぶんでないからです。下を見ないで立つなんて日常生活ではしません。下を見ないで立つには特別なトレーニングが必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はら先生のサーフィン初心者脱出プログラムを購入する前は、30回程度は海に出かけましたが、テイクオフがうまく出来ずパーリングを繰り返し、乗れてもすぐ失速する毎日でした。特に先生のホバリング理論について読んだ後は、目からウロコで、重心移動の重要性を考えながらトライ&エラーを繰り返しています。

 

 

今では波次第では、ほぼかなりの確率でテイクオフが出来るようになりましたが、切り立った大きな波ではまだうまく出来ていません。また、ロングボーダーに波を取られることが多く、テイクオフでもっと加速したいと思っています。

 

 

他の教材を読みあさりましたが、理論的な部分を明確にしてもらえた意味は非常に大きく今後も引き続きサポートをお願いしたいと思っています。


 

高知県の今田さんから写真とEブックのコメントをいただきました。ただいまサーフィン・ステップアップ・プログラムを無料提供するキャンペーンを行っています。詳しくは先日発行のメルマガをお読みください。

 

 



コンテンツ
テイクオフで失速しないために
ミスターテイクオフですが、たしかにノーズを押さえるように指導しています。これはノーズが浮いて失速するのを防ぐためです。
ボードを加速させる
「加速するテイクオフ」を特訓中のマグナムさん(熊本県)です。「加速するテイクオフ」は飛行機が滑走路から飛び立つイメージであり、まさにTAKE OFFです。
波のフェイスをイメージする
練習してるときも、実際に波に乗ってるイメージを持つことがとても大事。実際の波のフェイスをイメージしましょう。
ボトムターンをマスター
サーフボードが進路を変える原理はシンプルで、ボードが一方方向に傾くこと。そういった目で、再度お二人の事例を見てみてください。まったくレールが入っていません。
バックサイドのボトムターン
ミスターテイクオフを利用したバックサイド練習。やってみるとかなりキツいです。練習のときは写真やビデオ、または鏡に映して自分を客観的にみてみましょう。
海と陸の違いを認識する
陸上では重力と100パーセント戦いますが、波の上では50パーセントくらい軽減されています。つまり、陸上トレーニングは負荷をかけたトレーニングになっているのです。
クリティカル・ポジションを意識する
前足がセンターから左にズレているのでテイクオフ直後のアップスが上手くできないでしょう。クリティカル・ポジションはもう少し前。そうするとボードがさらに加速するようになります。
前足を確実にセットするために
ボードの動きをスローでチェックするとそれがよくわかります。是非、自分のアクションをビデオに撮って特に前足の出を確認しましょう。
テイクオフで加速する秘訣
ミスターテイクオフEvoシリーズの特徴は、ノーズ過重でボードを加速しながらテイクオフしていくアクションを効率よくマスターできることです。
内股スタンスのトレーニング
両足のヒザをくっつけるように内股スタンスにすると三角形が形成され、上体の体重がボードにダイレクトに伝わります。要するに、体重が下に逃げないようにすることが重要なのです。

 
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