バックサイドのボトムターン
戸田貴美プロのバックサイド・ボトムターン(写真はGONAMINORIより)。
そしてこちらは安田幸生プロ。こうして比べてみると違いは歴然です。安田プロの方が腰が入った力強いターンをしています。
バックサイドのターンでは腰を深く落とすのがセオリー。腰を落とす=後ろ足を深く曲げるということ。
ミスターテイクオフを利用したバックサイド練習です。やってみるとかなりキツいです。練習のときは写真やビデオ、または鏡に映して自分を客観的にみてみましょう。深く腰を落としているつもりでも、実際はちっとも落ちてないことに始めて気付きます。
コンテンツ
- テイクオフで失速しないために
- ミスターテイクオフですが、たしかにノーズを押さえるように指導しています。これはノーズが浮いて失速するのを防ぐためです。
- ボードを加速させる
- 「加速するテイクオフ」を特訓中のマグナムさん(熊本県)です。「加速するテイクオフ」は飛行機が滑走路から飛び立つイメージであり、まさにTAKE OFFです。
- 波のフェイスをイメージする
- 練習してるときも、実際に波に乗ってるイメージを持つことがとても大事。実際の波のフェイスをイメージしましょう。
- ボトムターンをマスター
- サーフボードが進路を変える原理はシンプルで、ボードが一方方向に傾くこと。そういった目で、再度お二人の事例を見てみてください。まったくレールが入っていません。
- 海と陸の違いを認識する
- 陸上では重力と100パーセント戦いますが、波の上では50パーセントくらい軽減されています。つまり、陸上トレーニングは負荷をかけたトレーニングになっているのです。
- クリティカル・ポジションを意識する
- 前足がセンターから左にズレているのでテイクオフ直後のアップスが上手くできないでしょう。クリティカル・ポジションはもう少し前。そうするとボードがさらに加速するようになります。
- テイクオフの基本を忘れてはいけない
- 下を見ないで立つ。簡単なようで、これができません。なぜかといえば、下を見ないで立つための筋力がじゅうぶんでないからです。
- 前足を確実にセットするために
- ボードの動きをスローでチェックするとそれがよくわかります。是非、自分のアクションをビデオに撮って特に前足の出を確認しましょう。
- テイクオフで加速する秘訣
- ミスターテイクオフEvoシリーズの特徴は、ノーズ過重でボードを加速しながらテイクオフしていくアクションを効率よくマスターできることです。
- 内股スタンスのトレーニング
- 両足のヒザをくっつけるように内股スタンスにすると三角形が形成され、上体の体重がボードにダイレクトに伝わります。要するに、体重が下に逃げないようにすることが重要なのです。