カノア・イガラシ

テイクオフ成功の法則



カノア・イガラシ

 

ブラジルで開催された大会(QS6000)で優勝したカノア・イガラシ。子供だと思っていたのに、すっかり大きくなって...ついに来季WCTにクオリファイすることが確実となりました。

 

 

上の画像はエアー・リバースをきめて審査員にクレームしているところです。クレームとはスポーツ用語で「アピール」という意味でして、いつも控え目なカノアがクレームするのを始めてみました。これには「WCTに行かしてください」という懇願が感じられます。

 

 

これで来年のWCTがほんとに楽しみになってきました。

 

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WCTの洗礼を受ける

日本人として初めてWCT(世界ツアー)に正式クオリファイした五十嵐カノア(カノア・イガラシ)。第1戦〜第4戦まではなんとか無難に試合をこなしたものの、フィジー(タバルア)の第5戦では彼の不安要素が露呈してしまいました。

 

 

 

 

ラウンド1のヒートで乗れたのは、この1本のみ。これはそのファーストターンでして、上がっていく角度や当てる場所はなかなかのものでしたが...

 

 

 

 

降りるときにバランスを崩して「おっとっと」。こうなってしまうと完全に失速してしまうので次のアクションにはもっていけません。スコアは4.17ポイント。ラウンド1の全ヒートの中で最低の結果に終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人プロ選手はここ数年で世代交代が加速し、サーフィンのレベルはかなりのものになってきています。カノアの活躍はそれを象徴するものですし、その他にも複数の日本人がWCTに手を届かせようとしています。

 

 

とは言うものの、彼ら日本人が世界の大会で勝ち進めるのは小波のときだけに限られています。大原洋人は昨年のUSオープンで優勝して大いに日本プロサーフィン界の立役者になりましたが、あのときはまさに日本人好みの小波だったのです。

 

 

日本人のサーフィンがWCTでどこまで通用するのかは、フィジーやタヒチ(チョープー)といった危険な大波のときに初めて実証されるわけで、カノアの試練はこのWCT第5戦から始まったといえるでしょう。

 

 



コンテンツ
久我孝男
糟谷修自と共にJPSAの二枚看板といわれたこの男。女の子人気ランキングでは糟谷に大きく水を空けられていたものの、その実績では遥かに糟谷を凌駕していました。
糟谷修自
糟谷修自は日本サーフィン界初の全国的アイドルとなったのです。当時は久我孝男と人気を2分していましたが、女の子が熱狂したのは当然この糟谷修自でした。
大野修聖
大野修聖、愛称は「マー」。日本人の実質的なナンバーワンであり、世界の最高峰(WCT)を目指して飽くなき戦いをしています。
関野聡
16歳でアマチュア大会を総なめにしており、2年後にプロトライアルに合格。1991年には念願だったJPSAグランドチャンピオンに輝きました
辻裕次郎
目標とするサーファーは誰かとの問いには、ジョンジョンとデーンと答えています。遊びのサーフィンの延長でWCTで勝ってしまうところがかっこいいのだとか。
村上舜
この前まで子供(グロム)だったのに、気が付けばこんなに立派になっていました。マニューバーの迫力が増したのは、体ががっしりしてきたからでしょう。
大原洋人
日本には二人の「洋人」がいてどちらも世界を精力的に周っています。二人そろってWCT入りを果たすことができれば最高です。
渡辺寛
寛プロは宮崎市出身で、今は日南市にあるサーフショップが運営する民宿を拠点に世界を飛びまわっています。
チームジャパン
サーフィンにもチームジャパンがあったのをご存じだったでしょうか。サーフィンのチームジャパンとは...
脇田貴之
脇田貴之プロはここ数年、連続でエディアイカウメモリアルに招待されています。パイプラインのエピックデイに他の誰も行けないピークから乗る脇田プロ。
塚本勇太
誰がマーの後を継ぐのか。それは大橋海人でもなく、大原洋人でもなく、仲村拓久未でもなく、塚本勇太のような予感がします。
堀口真平
彼の競技人生で最も輝かしいのは2003年に出場したハワイ、サンセットビーチで開催されたXCELプロというASPスターイベント。これで7位になったそうです。
仲村拓久未
仲村拓久未のサーフィンには安定感があり、世界の舞台でもほとんどの試合で一定の結果を出します。だから大きく順位を下げることはない、というのが彼の特徴
湯川正人
テレビ番組「テラスハウス」で一躍有名になってしまった湘南のプロサーファー、湯川正人。
安井拓海
これまでずっと拓久未プロばかりが目立っていたので、拓海プロはどちらかといえば影武者的な印象しかありませんでした。
新井洋人
サーフィンは見せるスポーツ。特にプロサーフィンはそうです。手足の長いサーファーは、技が大きく見えるので有利です。
小林 桂
桂のサーフィンはほとんどWCTレベルだと思います。トップランキングの日本人プロ選手でも彼のサーフィンと比べられたら頭が下がります。
稲葉玲王
玲王はJPSA(日本プロサーフィン)のプロ資格を13歳で取得し、いまだにこの最年少記録は破られていません。
伊東李安流
伊東李安流(りある)君は宮崎で最も有名なキッズサーファー。私が始めて見たの10年前の彼がまだ4歳でして、やっと横に行けるようになったころでした。

 
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